初心者が行うヤフオクの仕入れのポイント
ここではヤフーオークションで仕入れる際の流れをご紹介いたします。ヤフオクで出品する物を仕入れるものは、Amazonのモノレートのような示唆するものが無いのでツールを駆使しますが、ここではツールを使わず、ヤフーオークションだけで仕入れる流れをご紹介いたします。
ヤフオク基本的な仕入の手始めに
仕入をしようにも【何を仕入れればいいのかわからない?】状態で仕入をしても大抵失敗します。ここでは、仕入をする前の事前調査の仕方をご説明します。何がどのくらいの価格で落札されているのか解れば後はその商品を安く仕入れるだけです。
ヤフオクで売れている商品をリサーチする
まずは、ヤフオクの検索エンジンで【何が売れているのか?】を調べなくてはなりません。そのために重要なのは【キーワード】が必要になります。筆者は仕入に行くときは最低でも事前にリサーチした【キーワード】を200個は用意して仕入に挑みます。先にご紹介した【羽生結弦】もキーワードの一つと言えます。既にキーワードを持っている方は、そのキーワードを元に店舗でリサーチしても良いでしょう。では実際にヤフオクでキーワードを入れてみましょう。今回入れたキーワードは【羽生結弦 Blu-ray】です。
画像のような商品が出てきました。つい最近まで沢山落札履歴が残っていますので、非常に人気の商品だと言う事が解ります。【未開封】は1万円を超えています。新品を今、見つけるのは難しいですが、中古を2000円でもし買う事が出来れば、1000円以上の利益が出るのが解ります。このように、よく売れている商品【落札履歴の沢山ある】商品をリサーチして【キーワード】を手に入れましょう。
ヤフオクで入札件数が多い商品をリサーチする
ヤフオクで入札件数が多い商品をリサーチします。一見【売れている商品のリサーチ】と何が違うの?と思われるかもしれませんが、入札件数が多い商品は少なくとも【二人以上】が『その商品を欲しくて競っていた。』と言う事になります。それ以降まだ同じ商品の落札履歴が無い場合は、ほぼ確実に【まだ欲しがっている人が居る】=【需要がある】と言う事になります。上記の【羽生結弦】の様に入札件数も落札履歴も多い商品は非常に人気が高く欲しがっている人が、まだまだ沢山いる。と言う事になります。入札件数の多い商品を見つけたら【キーワード】として頭に入れておいてください。
高い価格で売れると思わないほうが良い
まずは画像をご覧ください。画像は同じ商品を【落札価格の高い順】に並べなおしたものです。
新品が2個落札されていますが、同じ新品でも差が3000円弱あります。例えば同じ商品が8000円で売られていて、最高落札価格が11000円だったから大まか3000円弱の利益がある。と思って仕入れても実際は8750円で落札されてしまう事もあると言う事です。即決でも同じで、14000円ではウオッチすら入らず、値下げを繰り返しているうちに9000円落札されて思ったより利益が出なかった。となる事もあります。最高落札価格は『必ずその値段で売れる。』と言うわけではありませんので、仕入額と十分照らし合わせながら仕入れてください。
ヤフーオークション基本的な仕入方法
では実際に売れているものが解ったら、仕入をしてみましょう。仕入れる方法は大まかに3つ有ります。【店舗仕入】【ネット仕入】【貰う】です。ヤフオクの良い所は、貰ったものでもなんでも【出品禁止物】でなければ【出品】することが出来る点です。ではその3つの仕入方法を詳しく説明していきましょう。
店舗での仕入れ
キーワードを手に入れたら、店舗に行って実際に調べてみましょう。今回ですとDVDショップや家電量販店などに行って【羽生結弦】を捜します。メディアを取り扱う中古ショップに行ってみるのも良いでしょう。【羽生結弦】と言うだけで売れるのは大分ご理解いただけたと思いますので、売っている羽生結弦関連は店舗にあるもの全てヤフオクの落札履歴で調べてみましょう。思わぬお宝が手に入るかもしれません。
ネットでの仕入れ
ネットで仕入れるのは非常に難しいですが、一つ見つけると何度でも【買える】のがネットの良い所です。普通のネットショップで仕入れるのは非常に難易度が高いので、もしネットのみで仕入れたいのならば最初は『メルカリ』が良いと思われます。筆者も時々利用しては、ヤフオクで出品しておりますが、この仕入方法は補助的な考えで仕入することをお勧めします。基本は店舗に行ってリサーチして【仕入れる】です。
不用品を集める
ノーリスク・ハイリターンな仕入方法です。なんといっても0円場合によってはいくらか出して【買取】にしてもいいと思います。不用品の良い所は仕入が0円と言う事もありますが、自身が思いつかないようなキーワードの山になります。もし不用品でそれなりの高値になるような商品が有ったら、次はその商品を店舗で探すこともできます。逆にデメリットは本当に売れない商品を持ってこられたりしますが、そう言ったものはリサイクルショップに引き取ってもらえばいいだけの事です。最初は身内から次第に友達へと聞いて回ってみましょう。
仕入れる際の注意点
最後に仕入れる際の注意点が幾つかありますので、ご紹介いたします。これを守っていれば失敗することは少なくなりますので、参考にしてください。
最低価格を基準に仕入れる
上記で【最高落札価格】で落札されない場合があると記述しましたが、では?ヤフオクの相場は平均を取ればよいのか?答えはNOです。平均をとっても仕入れて出品した時には相場は一番下まで下がっていることがありますので、やはり損益になりやすくなってしまいます。一番失敗しない方法は【最低落札価格】を調べて『最悪この値段で売れるならば利益が出る。』と【滑り止め】の販売価格で利益が出る商品だと少なくとも『お金が無くなっていく』ことはありません。仕入の際には【最低落札価格】を基準に仕入れてください。
落札履歴が少ない物は控える
出品者が少なく、落札履歴もそれほどないが非常に利益の取れる商品を見つけました。基本的には仕入れないでください。超ロングテールの可能性があります。出品者が居なく落札履歴がそこそこある。でしたら【お宝】の可能性がありますが、そもそも出品者が他にいるのに落札履歴がそれほど無いという商品は【需要】が無いに等しい商品だと言えます。基準としては月に5落札は履歴が無いと、3ヶ月かけても売れない可能性がありますので、十分に気を付けてください。