5分でわかる店舗仕入れ方法3つのポイント

Amazonで販売する商品を店舗で仕入れる方法をご紹介します。先の記事でご紹介した、モノレートを駆使して、効率の良い仕入れを行いましょう。また、扱うカテゴリーや新品・中古のコンディションによっては仕入れる店舗が全く違ってしまいます。扱うカテゴリーは様々なカテゴリーを仕入れるより、まずは一つに絞ったほうがスキル向上の近道になります。

アマゾン店舗仕入れ1

新品の店舗仕入

ここではAmazonで販売する新品の店舗仕入について説明いたします。新品はコンディションを確認しなくてよいので、出品に手がかからず不良品であった場合でもメーカーに対応してもらうこともできますので、見つけてしまえば楽なせどりができます。その分、価格競争に巻き込まれたり、Amazon復活のリスクもありますのでその点を留意しながら店舗仕入をしましょう。

新品をAmazonでリサーチする

まず最初にAmazonで在庫が切れているものをリサーチします。兎にも角にも、Amazonに在庫があっては、新品は売れません。もちろんAmazonより安い価格で売って利益が出るならば十分にやる価値はあります。そして尚且つ定価越えをしている商品をリサーチしましょう。最初はカテゴリーを絞って家電ならば家電、それも掃除機だけとかテレビだけ、外付けのハードディスだけに絞ってリサーチしていきましょう。

 とはいっても?何をどうしていいか最初は分からないと思います。そこでモノレートを使います。まずは、モノレートを開いてトップページから下へスクロールしていきます。

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スクロールしていきますと、「価格変動が起こった商品」という欄が出てきます。その一覧の「上がった」の部分にカテゴリーが表示されますので自分の仕入れたいカテゴリーをクリックします。出ていない時は、そのカテゴリーで大きく変動した物がなかったことになります。今回はゲームを見てみましょう。

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画像のようにいくら上がったのか、表示されます。左と真ん中の商品は見つけるのは難しいですが『妖怪ウォッチ』のゲームアクセサリーなら、家電量販店でも見つけられそうです。このようなリサーチを繰り返し、いくつか情報をもって実際に店舗へ仕入に行ってみましょう。

新品を仕入れる店舗を探す

次に、仕入れる店舗を探します。まずは自分が住んでいる地域から回っていくと良いでしょう。1-1で紹介した妖怪ウォッチのアクセサリーを探すなら、家電量販店・デパート・ゲームショップを見に行けば良いのです。グーグルマップ等を駆使して、取り扱いのある店舗を探しましょう。また、寄った際にはセール品等の表示やワゴンセールがあった場合にはモノレートでリサーチすることをお勧めします。意外なお宝が発見できるかもしれません。しかし、むやみやたらに店舗でリサーチをしても時間がかかるだけですので、先に記入した自分の決めたカテゴリー内でリサーチしましょう。

新品で価格差のある商品を探す

基本的にやることは毎回同じになりますが、気になる商品をモノレートで調べる→利益が出てランキングが自分のボーダーライン内であれば仕入れます。では?価格差は度やって生まれるか?リアル店舗の場合ピンポイントで「その商品が欲しいお客様」が来ない限り在庫は持ったままになります。いつまでたっても売れないのでその商品を店舗は値下げをします。しかし、Amazonで売れば1カ月もしないうちに売れてしまう商品だったとしたら?

ここに新品の価格差が生まれる秘密があります。ですので『処分品』『在庫処分』などの張り紙を見たらまずリサーチしてみてください。

このリサーチを繰り返して行き、行っていない店舗に次々と行っていると必ず価格差のある商品と出会います。1個価格差のある商品を見つけると、その店舗では沢山見つけることがあります。これが2個3個と見つけるようであれば、時間の許す限りリサーチしましょう。1つの店舗で大量に見つけることが出来れば、その店舗は優良店になりますので日をあけてもう一度行ってみてください。1ヶ月もあければ十分だと思います。再び価格差のある商品を見つけることが良くあります。

逆に仕入れられる商品がなかった店舗は基本的に2度と行かなくて良いです。仕入れられる商品が無い店舗は何度行っても仕入ることは、ほぼありません。行っていない店にどんどん行った方が時間も労力も軽減できます。もちろん『絶対行ってはいけない』と言う事はないので、少なくても半年から1年は行かなくていいと思います。

中古の店舗仕入

ここでは中古の店舗仕入について説明いたします。中古は新品に比べるとコンディションのチェックから清掃・加工等やろうと思えばどこまでも手がかかりますが、その分差益が見込めやすくなります。また、そもそも定価以下で販売されることが多いのでAmazonがいようがいまいが、あまり関係ありません。ランキングが良い物は何年経っても変動が安定しているものが多いので、時間に煽られることも事もそんなにありません。そんな中古を店舗で仕入れてみましょう。

中古を仕入れる店舗を探す

中古はそもそも在庫切れやAmazonの存在はあまり関係ありませんので、店舗にてリサーチを開始して差し支えありません。もちろん事前に情報があるに越したことは無いので、中古相場をリサーチしてから店舗を探しても構いません。

ではまず、中古を扱っている店舗を探しましょう。基本的に新品同様、近場のリサイクルショップやBOOK・OFF、ゲオなどグーグルで検索してマップを見てどのくらい店舗があるのか把握しましょう。また、BOOK・OFFやゲオはホームページでセールを確認できたりもしますので併せて把握しておきましょう。

中古商品で価格差のある商品を探す

中古に関してですがリアル店舗の場合、品数が多すぎるので価格が上がった物に対して値付けの付け直しまで手が回らない事があります。ここに中古の価格差が生まれます。ではどう言った時に中古(新品にも同様に)の価格が上がる一例を出して紹介いたします。

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こちらの商品、映画『陰陽師』のサウンドトラックです。ランキングはそんなに悪くない物の中古1600円は普通の値段だと思います。この商品ですが、モノレート全ての期間で見てみましょう。

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2015年7月20日にこの商品は12万円以上で出品されています。出品者数を見てもこのころ一気に居なくなっているのが解ります。ランキングも見てみましょう。

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ランキングもそんなに悪くなってはいません。12万円で売れたかは定かではないですが、筆者はこれを950円でBOOK・OFFで買い、29800円で販売しました。では?2015年7月にいったい何が起きて高値になったのでしょうか?

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羽生弓弦選手が陰陽師の曲を使用したことで、価格が高騰したのです。中古はこう言った価格のブレ幅もありますが、他にも特典の有無やJANコードは一緒だけど中身が違う、等も価格差が出やすいのが中古になります。

購入した商品の状態を確認する

利益の出る商品を見つけたのはいいですが、帰って中身を見てみると『説明書がない!!』『汚れが酷い!!』『中身がそもそもない!!』と言う事もよくある事です。ですので、必ず買う前に『状態確認してもいいですか?』と店員さんに聞いて確認してから購入してください。

店舗仕入で注意するべき点

我々は仕入の際は買う側ですので店舗からしたら『お客様』ですが、せどらーを毛嫌いしている店舗も少なくはありません。マナーやルールは守って仕入を行いましょう。

店舗さんは味方です

店舗にはそれぞれ独自のルールがあります。例えば数量限定品だと『おひとり様3個まで』とか少ないところですと『1個まで』というところもあります。また、人気のゲーム機を朝から並んだ上に抽選で当選しなければ購入できない!!と言ったところもあります。BOOK・OFFでは『リサーチ行為禁止』の店もあります。そう言った店舗で仕入する場合は、その店舗のルールに合わせましょう。店員さんと仲を悪くして、自分まで気分を害してせどりは楽しくありません。むしろお店のルールを守り、マナーを良くすることで店員さんと仲良くなり贔屓してもらえる様になるのが理想です。ルールを守らないと『出入り禁止』になる店舗もありますので、『焦らず』『怒らず』スマートにせどりを行いましょう。

仕入返品

仕入の返品ですが商品自体に不備があれば、まず返金・交換してくれます。(購入時のレシートが必須です。)一つ気を付けなくてはならないのは、「間違って購入したから返品します。」は基本的に返品は効きません。また、当然ですが返品を繰り返していると購入できなる事も考えられます。もし利益の出ない商品を間違って購入してしまった場合でも、返品を断られた場合は『授業料』だと思って諦めた方がいいかもしれません。

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