Amazonで知っておきたい価格改定の大切なポイント

ここでは、Amazonで販売する際に商品の価格の決め方やFBAでの販売価格と自己発送での価格の違いを説明いたします。価格設定は売上向上のための大切な項目の一つになりますので、参考にしていただければと思います。

Amazon価格設定の基本的なルール

Amazonでは小口出品と大口出品によって出品できる金額の上限が違いがあったり、自由な価格設定が出来たりしますので、価格設定の基本的な部分をご説明します。

出品価格の設定

現在、マーケットプレイスでは、4つの分類(新品、再生品、中古品、コレクター商品)で出品することができます。価格設定は商品のコンディションによって異なります。詳しくは下記をご覧ください。

※参考:3分で理解できるAmazonコンディションの考え方

小口出品の出品価格の上限は100万円です。大口出品の場合、出品価格の上限はありません
Amazonで在庫を切らしているときや、もう取り扱わなくなった商品などについては、全商品ジャンルにおいて出品者が好きな価格で出品することができます。(例外:再販期間中の新品の和書、国内盤CD)

Amazon.co.jp での販売価格が変更された場合

Amazon.co.jp での新品の販売価格は変動することがありますが、出品者が設定した出品価格は本人が変更しない限り、変更されません。出品価格の変更はいつでも行うことができます。

Amazon.co.jp で参考価格や販売価格が表示されない場合

絶版になった本など、当サイトに価格が表示されないことがあります。その場合、自由に価格を設定することができます。(例外:新品の和書、国内盤CD)

注:Amazon.co.jp以外の販売ルートでも商品を販売している場合、Amazon.co.jpでの販売価格および、販売価格と各種手数料・割引の合計額は、その他の販売ルートにおける販売価格および、販売価格と各種手数料・割引の合計額と同等か、それ以下であるよう設定してください。

価格の決め方

安い価格で出品すれば商品回転率は上がりますが、利益が出なければ意味はありません。かと言って高すぎる価格設定はいつまでたっても売れません。価格を決める際は十分に考慮し、価格調査を行った後に値付けをすることをお勧めします。

安い価格で薄利多売

早い販売を見込んで一番安い価格で出品し、売れたら再び仕入れて再出品を繰り返す。これはいつでも同じ商品が仕入れられる状況にあるときに安い価格を設定します。デメリットは価格競争に巻き込まれいつの間にか利益の取れない価格まで競合が下げてくる可能性があることです。もう一つは、いくら簡単に仕入れられると言ってもAmazon販売ランキングが悪いものは回転率が悪く薄利多売は難しくなってきますので注意が必要です。

高い価格で高利益

新品では『カート』が取れるかどうか?という点が全てになります。新品はカートが取れないのであれば(寝かせて高値を待つ目的があれば別)ほぼ販売は見込めません。逆にカートさえ取れてしまえば、自己発送の最安値の競合がいても、売れる確率は非常に高いです。カートを獲得する条件は諸説ありますが明確な取り方は公表されていません。基本的にはFBAや最安値にするとカートを獲得しやすいです。その他、評価も影響あると言われております。

中古では、商品コンディションの説明と写真で高値を付けても競合より高値で売れることがあります。
その点は、次回の『出品コメント』にて詳しく説明いたします。

価格の設定変更方法

価格設定はいつでも変更できます。ここでは実際に価格の変更の仕方をご案内します。

価格管理からの価格変更

在庫管理画面でも価格変更は可能です。新品の場合は価格管理からの価格変更をお勧めします。価格管理からですとカートの獲得できる価格が表示されていますので、新品の価格変更は価格管理からの変更をお勧めします。

価格改定 ⇒ 価格改定

価格の変更は赤枠内の数字を打ち直し保存をクリックすることで価格変更ができます。左に手数料も出ますので、損益が出ないように変更しましょう。(損切は別とします。)

価格改定

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