たった3つのグラフで成功確率を上げる判断材料ツール:モノレート
モノレートはあなたが仕入れをする際に商品を選ぶ根拠を確実にするツール。
もしもモノレートがなくなってしまったら仕事にならないという人もいる。
(このブログの読者はそうならないようにもう一つの相場チェックツール「プライスチェック」もいざという時のために使えるようになっておくなりしてほしい。)
モノレートの見方をマスターすれば高額商品でも怖がらずに仕入れられるようになる。
この記事では基本的な使い方を紹介する。
モノレートの基本的な使い方
モノレートのトップページは下のようになっている。
カテゴリーを選択し、キーワードを入力して検索する。
キーワードは、商品に関連する単語の他、JANコードやASINコードでも良い。
検索結果は以下のように表示されるので、探している商品を見つけたらクリック。
すると、商品詳細ページに移る。
商品詳細ページの下の3つのグラフがせどりをするにあたって強力な情報となる。
グラフの見方
売れている頻度がわかる
せどりでは回転率が重要。
売って初めて 原価+利益 が回収できる。
利益額や利益率を追い求めても回転率が低ければ大きな収入にならない。
アマゾンの商品ページにランキングが表示されていても、ごく最近の情報しか反映されていないので、どれくらい売れているかをモノレートのランキング推移を使ってチェックしておきたい。
ランキング順位を見ると商品によって様子が全然違っている。
大別すると、下のようになる。
- ノコギリ状のもの
- 細かく波打っているもの
- まっすぐなもの
そのような違いはどこから生まれているかというと、売れるとランキングが一気に上がるという性質のためだ。
ノコギリ状のランキンググラフ
下のようなノコギリ状のランキンググラフの商品は、赤丸をつけた場所のように、売れた日が一目でわかる。
グラフが下の方(つまりランキング順位が高い)へ折れ曲がったときに売れたということだ。
この商品は3ヶ月で数個売れる商品だという見当をつけることができる。
細かく波打っているグラフ
よく売れている商品は「売れるとランキングが一気に上がる」というのがしょっちゅうあることになる。
すると、他のよく売れている商品とのせめぎ合いでランキングのグラフは下のようになる。
まっすぐなグラフ
グラフがずっとまっすぐなものは、「売れるとランキングが一気に上がる」というのが発生していない・・・つまり全然売れていない商品だ。
中古の価格が新品価格を上回ったり(グラフ上段)、出品者数が減っていったり(グラフ中段)している部分をみると、一見売れている商品かと思ってしまいそうだが実際は売れていない。
売れたときの最安値がわかる
仕入れようとしている商品がいくらなら売れるのか、いくらなら売れない(売れにくい)のかを判断するためにグラフを読み取れるようになっておきたい。
先ほどのノコギリ状の商品を例にとってみよう。
売れたタイミングとそのときの最安値を見比べると最低いくらで売れているかがわかる。
(注意:必ずしも最安値で売れているとは限らない。高値だが状態の良いものが売れる場合もあるからだ。)
この図の例では、①〜③の時点で新品在庫があり、中古品の最安値は低めに設定されている。③の時点で新品の出品がなくなり、その後中古品の最安値が高くなった。
④の時点では中古品がそれまでの新品価格を上回って売れている。(ただし1例しかないので再現するかどうかは不明。)
その後新品の(おそらく定価)出品が復活し、中古品の最安値も安くなった。
需要と供給のバランス
グラフ中段の出品者数の変化と、売れている頻度を見比べると需要と供給のバランスが推測できる。
商品があまり売れていないにもかかわらず、出品者数が増加すれば、今後値崩れする可能性がある。
逆に、商品が売れているにもかかわらず、出品者数が減少していれば、プレミア価格がつく可能性がある。
ただし、その商品に関して、季節性やイベントなどの影響がある場合は一概には言えないので注意が必要だ。
仕入れにも使える
モノレート商品ページでストアやオークションを選択するとヤフーショッピング・楽天、ヤフオク・楽オクでその商品があれば価格とともに表示される。
あなたの仕入れ基準に見合ったものが見つかれば仕入れておこう。
注意:ここで表示されるオークションの出品状況は、キーワードを使って検索した結果なので、探している商品とは違う商品が並ぶことがあるので注意が必要だ。実際、上の画像には違うものばかり表示されている。