意外と重要!Amazonの出品者SKUの考え方

Amazonへ商品を出品する際に出品者SKUを入力する欄があります。任意の入力項目の為、未記入のままでも出品は出来ます。ただ入力すると在庫管理や色々と活用できます。多くの出品者たちが1手間を掛けてでも各商品に対して出品者SKUを使い管理しています。ここでは出品者SKUの使い方について説明したと思います。

Amazon出品時のSKU画像

※Amazon出品時の出品者SKU入力画面

出品者SKUを入力する事のメリットとデメリット

出品者SKUのメリットとデメリットをご紹介します。出品者SKUとは出品者が出品する商品に対して任意に番号を付与できる値(以下、採番)です。出品者は商品ごとに任意の番号を付与し商品管理に活用できます。ここではメリットとデメリットをご紹介します。ご自身が最も良い形で出品者SKUを使いこなして頂ければと思います。

基本的なSKUの採番

日付による採取
yyyymmdd-001
yyyymmdd-002
yyyymmdd-003

EX:20161121-001

※yyyymmddとは西暦+月+日付を示しています。

こんな形で出品日+連番を記載します。これはSKUを入力する方が一番最初に実践する採番方法だと思います。出品日を入力するメリットは商品が売れた時に出品から何日で販売したか直ぐに分かります。出品した商品は高回転の商品だったのかロングテールの商品だったのか、SKUを通じて一目で判断できる為、今後の予測に活用できます。

応用的なSKUの採番

日付以外にも色々とSKUへ情報を入れて出品者だけが分かるオリジナルの番号に入れて下さい。例えば新品と中古をSKUへ入れる場合は
yyyymmdd-N-001
yyyymmdd-O-002

Nの番号を新品(NEW)としてOの番号を中古(OLD)としておけば商品が売れた際にSKUを見れば新品か中古か一目瞭然に判断がつきます。これ以外にも仕入先や仕入れ金額などを入れて採番しているケースもあります。

yyyymmdd-N-y-001
yyyymmdd-O-b-001

ご自身のルールでyをヤマダ電機にしてbをブックオフの略称とします。そうすればこの商品は何月何日に新品商品をヤマダ電機で購入したとかブックオフで中古商品を購入した事がSKUの一目見て分かり便利です。

また同じように

yyyymmdd-N-4980-001
yyyymmdd-O-1980-002

上記のように仮に4980円で仕入れたなら仕入れ金額を入力すれば商品が売れた時に儲けが直ぐにわかります。また販売価格を改定する時にも活用できます。この辺りはどこまで出品者SKUへ情報を入れるのかは個人の判断によりますが、あればあるほど便利になります。

デメリット

手間は絶対に増えます。ツールを活用し手間を軽減は出来ますが、経費が発生します。また一番のリスク(デメリット)は購入者はSKUの番号が分かる為、安易な番号を採番すると商品情報が予測されます。例えばSKUを
 
20161121-old-bookoff-1980-002
 
こんな風に採番したらbookoffで1980円で購入したと疑われますよね。安易な裁番は不要なクレームへ繋がります。せめてbookoffをBFにするとかB1980Fに変更するとか何か対策を考えご自身だけが分かる番号にして下さい。仕入れ価格が購入者へ伝わってしまうとクレームが起きる可能性がありますのでご注意ください。

Amazon納品書

※自己配送で商品を販売した際に納品書を同封しますが納品書の最下部に出品者SKUの情報が印字されています。細かい方はこう言う所から推測されます。

あとがき

出品者SKUは入力する手間があるので、管理していない(入力していない)方もいらっしゃいますが、私の過去の経験からパワーセラー(転売で大きな売り上げを上げている方)の殆どは出品者SKUを入力して商品を管理しています。

商品の棚卸や商品の回転率、仕入れ先を見直す時に非常に役立ちます。よって可能であれば出品者SKUは裁番した方が良いでしょう。

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